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このコーナーでは、牧師オススメの1冊を紹介しています。
きっと「読んでみたい」と思う1冊になるでしょう・・。。
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聖書を読む技法 ポストモダンと聖書の復権 |
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- E.デイヴィス R.ヘイズ編 芳賀 力訳
- 新教出版社
- 定価:本体5,000円+税
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5,6年前、NHKのETV特集でインドネシアのイスラム学校についての番組があった。入学したての7歳の男の子の様子を追いながら番組が進行するのだが、その映像に私は衝撃を受けた。
彼らには、最近ニュースで目にするファナティックなイスラムの姿は少しもない。ただ、私の衝撃はイスラムの子ども達にとって「コーランの教え」は生活の一部ではなく、彼らの生活がコーランの中に存在していることだった。それも、恐れや強制からではなく、イスラムとして誇りと自信をもって・・・。
あの、映像を見た後、私はキリスト者として危機を感じた。
果たして自分は聖書の中に生きているのだろうか?
それとも、自分の好みの「言葉のコレクション」のように、聖書の言葉を拾い集めているのではないだろうか?
「聖書を読む技法」を読む時、あの同じ危機感が私の中によぎるのを感じた。無意識の中で大きく影響を受けている「ポストモダン的」解釈。それは、本書の中で論じられるように客観的に提示されなければ気付くものではない。
膨大な量の情報、消費生活、意志の尊重、個人主義。
これらのライフスタイル(文化)は私達に聖書の言葉を絶対的権威として読むことを妨げ、自分のニードにあわせて読む情報誌のような扱いを許しているのではないだろうか?
1章ずつ読み進むにつれ、自らの聖書に対する態度への疑問と、現代のカルチャーにどっぷり浸かった偏狭な聖書解釈をしているのではないかという恐れがふつふつと沸きおこってくる。
正直、美しい装丁に惹かれて手にした本だが、私にとって聖書と自分の関わりを客観的に検証させてくれる非常に有意義な出会いとなった。牧師、教師、教会リーダーはもちろん、もっと聖書の中に生きたいと願う全ての人に自信をもって勧めたい1冊だ。 |
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牧師名 : 野原 愛
所属教会 : 沖縄第一バプテスト教会
ひとこと : 一人で読むには難しそう・・と思われる方、数人で読書会を持つことも、読み進めていく一つの方法です。 |
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